医療費控除って何?

医療費控除とは

医療費控除とは、一定額以上の医療費を年間で支払った場合に、納めた税金の一部が戻ってくるというものです。この医療費控除を受ける場合には確定申告をする必要があります。

医療費控除の仕組み

医療費控除は支払った医療費がそのまま返金されるというものではなく、あくまで支払った医療費に応じて税金を計算し直すというものです。

会社員の場合、毎月の給与から天引きされていた所得税から一部還付金が受けられます。個人事業主の場合は医療費控除を確定申告に反映させることで節税効果が見込めます。

医療費控除が受けられる条件

医療費控除の対象になる金額は合計が10万円を超えると控除を受けることができ、最大金額は200万円までです。

また、医療費控除は家族の分もまとめて申告することができるので、家族の中で最も所得の多い人が家族の分もまとめて医療費控除を申告すると税金の負担を減らせる額が大きくなります。

医療費控除の対象となるもの

医療費控除を受けられる条件は以下のものです。

①病院での診療費/治療費/入院費

②医師の処方箋のもとに購入した医薬品の費用

③治療に必要なものの医療器具の購入費用

④通院に必要な交通費

⑤歯の治療費(保険適応外の費用を含む)

⑥子供の歯列矯正費用

⑦治療のためのリハビリ/マッサージ費用

⑧介護保険の対象となる介護費用

医療費控除の対象とならないもの

以下のようなものは医療費控除の対象外となります。

①人間ドックなど健康診断の費用

②予防注射の費用

③美容整形の治療費用

④漢方薬やビタミン剤の費用

⑤マイカー通院のガソリン代や駐車料金

⑥大人の歯列矯正

里帰り出産のための実家への交通費病気の予防を目的とした医療費は医療費控除の対象となりません。また、歯列矯正も大人の場合は美容目的とされるため対象外となります。

医療費控除を受けるために必要な手続き

給与所得者が医療費控除を申請する場合、確定申告の手続きが必要です。

確定申告には病院や薬局の領収書やレシート類の提出が必要となります。

離れて暮らす家族の医療費も合わせて医療費控除の確定申告をする場合には、領収書を取り寄せておく必要があります。公共の交通機関には領収書はありませんのでメモなどを取っておくといいでしょう。

医療費控除のまとめ

歯科の場合、より長持ちするように、よりキレイに仕上げるためにというように治療を行うと、どうしても保険外診療を選択しなくてはいけないことがよくあります。

そうすると、治療費が嵩むため家計を圧迫しかねないこともあります。そのような時に、医療費控除といったような手続きを忘れずにしっかり行うことで、自分に返ってくる分を確保することはとても大切なことです。

このような手続きがあることを知っていれば、医療を受ける時にいい治療を選ぶ一つの手助けになるかもしれません。